太田裕美が乳がんを告白

歌手の太田裕美さん(当時65歳)が2019年9月18日に「乳がん」のため治療を受けていることを自身のブログで発表しました。

太田裕美さんは1955年1月20日生まれ、東京都荒川区出身の歌手・シンガーソングライター。1975年には、日本レコード大賞、日本歌謡大賞等で新人賞を受賞した。

1975年12月にリリースされた「木綿のハンカチーフ」が大ヒット。過去には1984年に公開された映画「メイン・テーマ」やCMにも出演していた。プライベートでは1985年に音楽プロデューサーの福岡智彦さんと結婚している。

そんな太田裕美さんは2019年9月18日に乳がんを患っていたことを公表しました。既に7月の京都のコンサート後に手術をし、8月から抗がん剤治療を行っていることも同時に発表。

来春までのスケジュールがすでに決まっていたことと、11月にデビュー45周年イベントを控えていたことから治療をしながら歌っていくことを選択。

手術は無事に成功しましたが、その後の抗がん剤治療が何よりも辛かったと太田さんは話しています。抗がん剤治療は3週間に1回のドセタキセルという薬から開始しました。

家に帰ってもだるくて5分も立っていられず、手がピリピリして皮が剥けるという症状がありました。

吐き気や倦怠感については心の準備をしていましたが、抗がん剤の副作用でまつ毛や眉毛も無くなるのが凄くショックだったといいます。

抗がん剤治療中の11月には薬の時期をずらしてデビュー45周年イベントをやり切りました。翌年1月まで抗がん剤治療が続き、翌月2月から放射線治療が開始されます。

「トリプルネガティブ」という放射線治療を開始し、4月に無事終了。7月に精密検査を受けて、転移再発がないことを確認し、ひと通りの治療が終わったことをブログで報告しました。8月からはコンサートを再開を果たしています。

太田さんは、2022年9月12日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演し、乳がん治療をしていた当時のことを振り返った。太田さんは「本当にね、朝起きて顔洗った時にいきなりなんか老婆になったような。本当に眉とかまつ毛がないとのっぺりとかしちゃうんですよね。抗がん剤で肌の色も土気色って言うんですか、あんまり奇麗じゃなかったので、“大丈夫なの?”っていう感じで。それが凄くショックで」と語った。「人間の体ってちゃんといろんなものが守ってくれてるんだなっていうことを身をもって体験して、ありがたいなって思いました」とコメントしました。

【引用元:スポニチ】

その後の太田さんは2022年10月18日には「イルカ 50th Anniversaryコンサート ~ほのぼの行こうね!~inつやま」を開催。他に複数のコンサートを開催しており、3ヶ月に1回の定期検査を受けながら歌手としてご活躍されています。

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