加山雄三が小脳出血で緊急搬送

歌手で俳優の加山雄三さん(当時83歳)が2020年8月29日に「小脳出血」のため、当面の間、治療に専念することを明らかにしました。

加山雄三さんは1937年4月11日生まれ、神奈川県茅ヶ崎市出身の歌手・俳優。タレント業のほか、音楽家、画家としても活動している。

1965年12月には映画「エレキの若大将」の主題歌として発売された「君といつまでも」は販売350万枚の大ヒット。1986年~1988年には「NHK紅白歌合戦」の司会者を3年連続務めた。プライベートでは、女優の松本めぐみさんと1970年に結婚しました。

加山雄三さんを急遽襲った病は「小脳出血」でした。加山さんはトレーニング後に水を大量に飲んだ際、誤嚥(食物や水分が気管に入ってしまうこと)を起こし嘔吐をします。

奥様が119番し、自宅から救急搬送。咳き込んだことが原因で軽度の小脳出血を発症していたことを9月2日に公表しています。加山さんは脳に少量の血液があり、経過観察で入院しているとのことです。

はじめは歩くことも困難で言語障害も発症し、うまく話せなかったといいます。約2ヶ月ほどで退院し、2021年4月には仕事復帰したことを報告されています。

リハビリのおかげで言語も90%まで回復し、退院した現在も週3~4回のペースで約1㎞のウォーキングを行っているそうで自分自身でやる気を起こして頑張るしかないとコメントしています。

加山さんはインタビューで退院後のことについて話しています。「倒れた時のことを思えば、五体満足で歩けるなんて、奇跡的だよ」。向上心が旺盛で「発音を完璧にしたい。歌は全く違和感がないけど、しゃべる時の滑舌をもっと良くしたいね」と語っている。加山を長年支えるマネジャーは「正直言って退院当初は、今の30%くらいだった。聞き取れなくて『もう1回言ってもらえますか?』という感じだった」と回復ぶりを明かした。

その後、加山さんはアーティスト活動は継続するものの2022年いっぱいでコンサート活動を引退しています。音楽は生涯の親友と言っており、音楽活動は95歳くらいまで続けるつもりと明かしている。

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