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徳永英明を襲った「もやもや病」とは何か?

脳に関する病気は全般的に危険を伴い、重篤な症状が現れることも少なくはありません。歌手の徳永英明さんが患ったもやもや病も、その中のひとつです。

もやもや病とは脳に走っている太い血管がなんらかの原因により細くなったり詰まったりする病気です。細かい血管がタバコの煙のようにもやもやとした感じに見えることが病名の由来となっています。
 

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はっきりとした原因は不明とされていますが病気を発症するきっかけには大声で笑う・歌う、激しく泣く、過呼吸などが挙げられているようです。

もやもや病を発症は5歳前後の小児期、あるいは30~50代の成人に対して発症することが多いといわれており、言葉を上手く話せなくなる、手足のしびれ、手足の脱力感、視力の低下、色彩感覚が鈍くなるなどの比較的軽い症状から下半身の麻痺、歩行障害、不随意運動など重度な症状になることもあります。

徳永さんがもやもや病で倒れたのは2001年の5月、新潟県で行われていたコンサートの最中のことでした。歌唱力に定評のある徳永さんが突然音程を外してその後の歌詞が出てこないという症状が現れ、その場にしゃがみこんでしまったといいます。

コンサート会場には偶然に医師がおり、診断を受けた徳永さんは気丈にも30分後にステージに立ち、歌詞をすべて歌いきったのだそうです。しかし、もやもや病と診断された徳永さんには休養と治療が必要であるとの判断が下されて翌日以降のツアーはすべて中止となりました。

徳永英明当時の徳永さんは47歳で働き盛りのミュージシャンを襲った突然のできごとでした。徳永さんは症状を発症前の前兆について「とくMEMO」というサイトでは自身がコメントをしています。

2001年8月の徳永さんご本人のコメントです。「僕としては新潟で倒れる以前から、実は守山と福井の舞台上でも軽い発作が起きていたので不安はありましたが、きっと過労だろうとか、精神的なものだろうとか、ある種ポジティブにとらえていました(サイト引用)」

新潟で倒れてしまう以前に徳永さんにはもやもや病の自覚症状が現れてたのですが受けた医師の診断は「過労」だったようです。

そして2001年5月19日に徳永さんは新潟で倒れて医師からは「即入院して下さい。このままだと命に関わるかもしれません」の宣告。この時、徳永さんは茫然自失となりながらもコンサートを中止しなければならないことによりかかる周囲への迷惑、そして事務所の将来の明暗が頭の中をよぎったのだそうです。

このニュースはマスコミで大きく報道され、一時は再起不能が懸念された徳永さんではありましたが2002年11月に復帰会見を開いています。現在では全国展開でコンサート活動を中心に活動を行っています。難病であるもやもや病を見事に克服した徳永さんは、もやもや病に苦しんでいる多くの方々の支えとなることでしょう。
 

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