俳優・ミュージシャンの吉川晃司さん(当時55歳)が2021年2月16日に「狭心症」の手術を受けていたことを公式サイトにて発表しました。
吉川晃司さんは1965年8月18日生まれ、広島県安芸郡府中町出身のロックミュージシャン。シンガーソングライターとしても活動しており、「紅白歌合戦」や「FNS歌謡祭」などに出演している。
映画「仮面ライダーシリーズ」や「るろうに剣心」、テレビドラマ「下町ロケット」や「DCU〜手錠を持ったダイバー〜」に出演するなど、俳優としても活躍している。プライベートでは2011年5月31日に一般女性と結婚、現在は一児の父親である。
吉川さんは2020年12月に受けた人間ドックの検査結果から再検査となり、2月初旬に行われた精密検査で緊急治療が必要な「狭心症」を発症していたことが発覚。心臓が3割しか動いていなかったといいます。
翌年の2月16日に手首からカテーテルを通して冠動脈狭窄部位にステントを留置する「冠動脈ステント留置術」という手術が行われ、無事に成功。翌日には退院されています。
今後は定期的な検査は必要なものの、幸いに後遺症などもなくアーティスト活動にはなんの問題もないことを報告。2021年2月27日に吉川さんの公式サイトで手術していたことを報告し、その時には既に退院しており、活動も再開していました。
術後の経過も問題なく、これまで通りの芸能活動を行っているとのこと。昨年予定されていたコンサートツアーを医師に公演することになんの支障もないことを確認し、5月3日から振替公演を行っています。
放っていたら倒れるかもしれない病気を未然に防ぐことが出来たという強運に心から感謝していると話している。
吉川さんは2022年12月9日にNHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)に出演した際、病気との闘いについて語っている。吉川さんは当時のことについて、「でもねこれ見つけるのが大変なんで。本当に皆さん気をつけてほしいのは、僕も4年ぐらいおかしかったんです。ギューッ、こう雑巾絞りみたいなのが時々くるわけですよ、たまに。で、何回か検査してもらっても分からなかった。悪い時に検査しないと出ないような、なんか難しいらしいんです」と説明。「これ、見つからなかったらもう歌手はできてないです。もう、ラッキーだった」と吉川。日頃から運動をしているが、「今、手術前の何年かよりも速く泳げるし、速く走れる。心臓が10割に戻って、7割しか使ってなかったらしいんで」と笑顔を見せた。
【引用元:スポニチ】
その後の吉川さんですがコンサートツアーなどの音楽活動のほか、NHKテレビドラマ「連続テレビ小説 舞いあがれ!」やアサヒビールのCMに出演するなど俳優としてもご活躍されています。