アイドル歌手の安本彩花さん(当時22歳)が2020年10月29日に「悪性リンパ腫」のため、当面の間休養に入ることを公式サイトにて発表しました。
安本彩花さんは1998年6月27日生まれ、東京都出身の歌手。私立恵比寿中学のメンバーで、みにちあ☆ベアーズの元メンバー。
2020年11月1日放送の「関ジャム完全燃SHOW」で「令和アイドル界スゴいボーカリスト10人」に選出。バラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」や、テレビドラマ「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」などに出演し、タレントとしても活躍している。
そんな安本彩花さんを急遽襲った病は「悪性リンパ腫」でした。安本さんは2020年10月から脇が腫れだしてきて体に異変があったといいます。
数回の検査を繰り返した結果、ステージ3~4の「悪性リンパ腫」との診断が下されました。悪性リンパ腫は左脇に発生しており、脾臓にまであったといいます。
診断翌日には緊急入院をし、抗がん剤治療を開始。副作用で吐き気や気持ち悪さの症状があり、眉毛やまつ毛がなくなり、顔色が悪かったことを語っています。
抗がん剤治療の日々を乗り越え、2021年4月5日に自身のInstagramで約5ヶ月の闘病生活を経て悪性リンパ腫が寛解と診断されたことを発表。
退院後は自宅療養を開始しましたが、人と会うのが怖くなり、部屋に閉じこもっていたという安本さんの心の支えになったのが2017年に急死した元メンバーの松野莉奈さんです。
松野さんの写真を置いておき、寂しくなった時には心の中で話しかけると明るい気持ちになっていたといいます。
安本さんは病気判明から7ヶ月後には復帰再開のために筋トレを含めたダンスレッスンを一日5時間、ボイストレーニングを一日3時間行い、2021年8月29日に横浜アリーナでの大型フェスで無事ステージ復帰を果たしました。
安本さんは、2021年10月25日放送の日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」(月曜後9・00)にVTR出演し、悪性リンパ腫の闘病について語っています。安本さんは「ひ臓にも腫瘍があったので、ステージ3~4くらいにはいっちゃってて、もう皮膚は裂けるぐらいまで腫れて、どんどん膿(うみ)が出てきて、ここで人生終わりなんだ…と思いながら毎日生活してたって感じ」と振り返った。抗がん剤治療中については「気持ち悪いとか、身体的な副作用もあったけど、見た目が一番こたえる部分はありました。まず顔色が本当に悪くて、ミイラみたい。まつ毛も眉毛もないから、本当にこれ自分なのか?っていう姿になっちゃうのが、めちゃめちゃ怖かった」と語っています。
【引用元:スポニチ】
その後の安本さんは、2022年6月に生誕ソロライブ「歌って踊って歌謡show!!!安安」を開催。さらに2021年10月29日には初写真集「彩aya」を発売。数々のバラエティ番組にも出演し、タレントとしてもご活躍されています。