IKKOが重度のパニック障害で入院

タレントでメイクアップアーティストのIKKOさん(当時39歳)は2017年6月26日に行われたトークショーで重度のパニック障害になっていたことを発表しました。

IKKOさんは1962年1月20日生まれ、福岡県田川郡福智町出身のメイクアップアーティスト。これまで専属メイクを務めたり、モデルの衣装やメイクのプロデュースをしてきました。

また、香水ブランド「GORGEOUS」やハンカチ&シグボトル「マリ・クレール」のプロデュースも務めている。その他にもCMや舞台、バラエティ番組などにも出演し、タレントとしても活動しています。

そんなIKKOさんは39歳の時に重度のパニック障害を患っていました。IKKOさんは当時、夜寝ていると気道が締まって息が出来ないような息苦しさを感じたといいます。

その症状が続き、ついに耐えられなくなってしまいタクシーで病院へ向かいましたが渋滞にはまってしまい、車内で立てない状態になってしまったという。

なんとか病院へ駆け込むと血圧は200超え、脈拍も早鐘を打つようだったといいます。受診した心療内科で診察を受けたところ「過換気症候群、過呼吸、不安・パニック障害」との病名が下されました。

その後IKKOさんは一週間入院しましたが退院してからが地獄の始まりでした。

寒さや人の声を感じる、車から降りられないと想像するとパニックになる、飛行機や新幹線に乗れない、高速道路や建物の高層階や地下に行くこともできず、白い壁を見るとめまいがするようになったといいます。

夜になれば発作が起きるのではないかと不安感が募り、毎晩のように病院へ駆け込んでいました。辛い日々が続きましたが、信頼できる医師に巡り合い「大丈夫」と書いた紙をもらい、お守りのように持ち歩いていたという。

「絶対に焦らないで、大丈夫、大丈夫と思ってください。」という言葉に救われ、症状は安定していき現在はほぼ完治。しかし、突然の発作に備え、薬を常備しながら活動しているといいます。

IKKOさんは、2020年3月2日にTBSの医療バラエティー「名医のTHE太鼓判!」に出演した際、パニック障害が発症した当時のことについて語っています。IKKOは、ある医師から「お守りをあげますね」と「大丈夫」と書いた紙をもらい「絶対に焦らないで、大丈夫、大丈夫と思ってください。気持ちを楽に持つことがすごく大切なんですよ」と言われ、その言葉で克服したという。現在はほぼ完治したが、突然の発作に備え、薬を常備「自分の技量以上のことをやろうとしちゃったのかな。今考えればいい勉強だった。絶対に焦らずに大丈夫、大丈夫ってやることが大事だったかな」と語った。

【引用元:スポニチ】

その後のIKKOさんはメイクアップアーティストとして活動中。バラエティ番組やCMにも出演し、タレントとしてもご活躍されています。

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