栗山英樹がメニエール病を告白

栗山英樹(メニエール病)

1985年、元プロ野球選手の栗山英樹さんがメニエール病を発症。プロに入り、ヤクルトに入団して2年目の時でした。

当時は2軍に在籍していた栗山さんでしたが、試合中に突然のめまいに襲われます。さらに「地面は揺れ、ボールが2つにも3つにも見えるようになるんです」と語る。

1軍と2軍の境目にいた栗山さんは、症状を隠しながら試合に出るなど厳しい現役時代を過ごしてきました。

とくに耳鳴りの症状が酷く、寝不足が続いていたという。1986年のオフシーズンに入ると直ぐに入院することになります。

その後、幾度か引退を考えたという栗山さんでしたが、メニエール病と闘いながらも数々の高成績を残してきました。

その後も症状が回復することはなく、1990年29歳の若さで球界を引退します。

入院中に自分よりも悪い症状の子供が賢明に病気と闘っている姿を見て「また発症してもそれは仕方がない。一期一会の精神で野球に全力を尽くそう」と前向きな気持ちになったことを後にコメントしている。

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