ワッキー(ペナルティ)が中咽頭がんを告白

お笑いタレントのペナルティ・ワッキーさん(当時48歳)が2020年6月7日にステージ1の「中咽頭がん」と診断され、一時休養することを発表しました。

ワッキーさんは1972年7月5日生まれ、北海道釧路市出身のお笑いタレントです。お笑いコンビ「ペナルティ」のボケ担当。相方の中川秀樹さんに誘われ、1994年にお笑いコンビ「ペナルティ」が結成。

2012年11月にNHK「地球イチバン」の企画で参加した「サハラ砂漠レース」では40歳で7日間250㎞を完走。私生活では2歳年下の一般女性と2007年に結婚し、2008年に第一子が誕生しています。

そんなワッキーさんを急遽襲った病は初期のステージ1の「中咽頭がん」でした。ワッキーさんはふと首を触ったときに首の左側にしこりがあるのに気が付きます。

最初は1つだったしこりが1週間後には2つになり、直ぐに耳鼻咽喉科を受診しましたが「うちではできないから」と大学病院を紹介されて詳細な検査したところ「がん」を宣告されました。

病気のことは1ヶ月ほど嫁にも子供にも親にも言えず、ついに嫁に言ったところ「そうなんだ」とどっしりしていてくれたのが心強かったといいます。

化学放射線療法が開始されて2ヶ月間の入院をしました。抗がん剤の副作用で辛く「吐き気」や「喉の痛み」に耐えました。2ヶ月の治療を終えた頃には味覚はなくなり、唾液も少なく、喉の痛みが辛かったといいます。

2020年8月無事に退院し、退院後は味覚が5割くらい戻り、唾液は以前の3割くらいしか出ず、本調子まではまだ先の状態でした。

その後は10㎏ほど減った体重はほぼ戻り、メディアでは「作ったばかり」というギャグを披露すなど完全復活を果たしています。今後は「大勢のお客さんの前で、コンビで最高に面白いネタをするというのが目先の夢」だとコメントしている。

ワッキーさんは2021年2月21日に放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前 10:00)に出演した際、放射線療法の苦しい治療について語っている。ワッキーは「僕は、放射線化学療法といって、放射線治療と抗がん剤をやる。めちゃくちゃ気持ち悪くなって、一週間は吐きっぱなし。コロナ禍で誰も会いに来れず、ずっと一人だったのはキツかったですね」とコメント。また、退院後の生活についてワッキーは「喉がめちゃくちゃ痛くなっちゃって、口から食べられないから『胃ろう』といって、管を通して自分で栄養剤を入れて生活していた。それが退院してから2ヶ月くらい続いちゃってキツかったですね」と苦しい日々を振り返っている。

【引用元オリコンニュース】

2021年2月14日に公式YouTubeにて仕事復帰を報告していますが、まだ感情や精神的コントロールがうまくいかず、復帰後も以前のように仕事することができていないため、ゆっくり無理のないペースで仕事をしていきたいと答えています。

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