向井亜紀が子宮頸がんを克服
女優の向井亜紀さん(当時29歳)は2000年9月に子宮頸がんが見つかりました。
都内の産婦人科クリニックを受診した際、妊娠していることが発覚、その時に子宮頸がんであることも判明します。
その後、都内の大学病院を受診しましたが医師のデリカシーのなさにこの医師には任せられないと感じ、セカンドオピニオンを受けられています。
知人の医師から人柄・腕共に評判の良い先生を紹介してもらい、信頼と安心感のある印象から、その医師に診てもらうことを決めます。
精密検査の結果、子宮頸がんの0期~1期前半だったため、医師のすすめもあって円錐切除の手術を選択されました。

向井さんが子どもを産みたいという強い希望から子宮全摘出以外の方法を医師に相談し、それでも医師は全摘出を勧めてきましたが向井さんの熱意を受け入れ、再び子宮頚部を円錐切除する手術が行なわれました。
手術の結果、がん腫瘍は全て取り切れなかったことから11月21日に子宮全摘手術が行われています。
手術は無事成功し、向井さんの希望通り卵巣を残すことができました。
この時、切除した68個のリンパの内1つにがんが見つかり、もう少し手術が遅れていたら命の危機もあったといいます。
術後は放射線と抗がん剤による治療が行なわれ、無事に退院されています。
その後、直ぐに仕事復帰を果たし、現在は元気に芸能活動をされています。