桑田佳祐が食道がんの手術を受ける

桑田佳祐(食道がん)

2010年7月、サザンオールスターズの桑田佳祐さん(当時54歳)に食道がんが発覚しました。

定期健診の内視鏡検査で食道ポリープが見つかり、さらに組織の精密検査で悪性腫瘍(がん)が判明しました。

幸いステージ1という初期状態で発見されたため、他の組織への転移等はありませんでした。

食道がんが発覚した同年7月31日、桑田さんはご自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で次のようなお話をされています。「がんはステージ1という段階であり、まだ深くに達していない状況。場所的には食道の真ん中より少し下の部分で胃に近い場所。先のことも考えて手術を受け、治療を行って行きたい」(本人コメント)

また、桑田さんは歌手というご職業柄、声に関して最も心配されていましたが、担当医から「手術をしても声が出なくなるようなことはない」という説明があり安心したそうです。

翌月には手術が行われ、食道の一部を切除して胃に繋げる手術で約6時間に及ぶ手術でしたが成功し、同年の8月下旬には退院されています。

桑田さんのお父さんは2004年にがん性腹膜炎により77歳で他界、お姉さんも2008年に56歳という若さで膵臓がんで亡くなられており、自身のラジオ番組で「まだ完治じゃないんだよ。再発する可能性があるから気をつけないと」とコメントしている。

その年の大晦日・紅白歌合戦で電撃復帰をしている。

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