菅谷大介アナ(日本テレビ)が膵臓がんを告白

日本テレビの菅谷大介アナウンサー(50歳)が2022年8月18日、自身のインスタグラムを開設し、同年1月にすい臓がんと診断され、すでに手術も終わり無事に復帰していたことを発表しました。

菅谷大介さんは1971年11月19日生まれ、千葉県出身のエグゼクティブアナウンサー。1997年に日本テレビに入社し、「news every.サタデー」や「バゲット」などを担当しました。

スポーツでは箱根駅伝、プロレスやゴルフなど多岐にわたっています。2018年には平昌五輪で女子パシュート金メダルの実況をしました。

菅谷アナを襲った「すい臓がん」が見つかったきっかけは2021年11月に受けた人間ドッグでした。「もともと腎臓に結石があることは知っていたので、腎結石の指摘をまた受けるんだろうなと思いながら検査を受けていました」と経緯を説明しています。

人間ドックから1か月後に「膵管拡張」と診断され、さらに検査を重ね1月にすい臓がんと診断されました。

手術に向けた抗がん剤治療を続け、3月になると手術に備えて休薬期間に入って副作用も収まり、4月8日に入院して11日に手術を受けています。

手術は腹腔鏡でおよそ4時間ほどで術後、強い痛みや吐き気なども想像していましたが、ある程度薬などでコントロールされていて「今の医療って進歩しているんだな」と感じたそうです。

菅谷アナは「手術での出血量は約3ccでした。がんの手術ってすごくダメージを負ってしまうイメージだったのに、そうじゃなかった。僕の場合は早く見つかって、早く治療ができたので、こういう手術で済んだというのがあるかもしれません。」と話しています。

手術後は定期的に通院し、抗がん剤の薬を服用しながら4月下旬には会社に復帰されています。

菅谷さんは、公表した理由を次のように話しています。「私が経験したことをお伝えすることで、少しでも、どなたかのお役に立てればいいなと思っています」と話し、命の有限性をしっかり意識して色濃く生きられるようになったのが、がん告知前後で自分自身が変わった部分だと言います。また、「僕はがんっていう個性を持っている人間なんだ」と思えるようになり、僕自身が長生きをしてすい臓がんサバイバーにとってより勇気を与えられる存在になりたいと決意を話しました。

【引用元:日テレNEWS】

その後の菅谷さんは、抗がん剤の服用も終わり経過観察は今後も続くようですが元気に働いています。また、管理職としてアナウンサーのマネジメントに従事しながら自身のがん経験を番組やSNSで発信しています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • URLをコピーしました!