松尾貴史が肺塞栓症で緊急入院

タレントで俳優の松尾貴史さん(当時61歳)が2021年12月15日に「肺塞栓症」のため、緊急入院したことを所属事務所の公式サイトで発表しました。

松尾貴史さんは1960年5月11日生まれ、兵庫県神戸市生田区出身の俳優。2019年には2018年に上演された二兎舎公演「ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ」での演技で読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。

テレビドラマ「相棒」や「古畑任三郎」など数々のエディアに出演している。また2009年には松尾さん経営のカレー店「般゜若(パンニャ)」をオープンしました。

そんな松尾貴史さんを急遽襲った病は「肺塞栓症」でした。松尾さんは2021年11月の東京公演が始まる前から体に不調を感じていました。

稽古場に向かう途中の坂道で息苦しくなり、その日は稽古を休んで一日休養。その後、体は楽になったものの公演での着替えなどの時には酸素ボンベを付けるほどの息苦しさだったといいます。

地方公演までの間に人間ドックを受けると循環器科を受診するよう勧められて病院を受診すると「このまま緊急入院です」と告げられたといいます。

そして12月15日に入院、ICUで17日までの3日間治療を受けた後、翌18日に一般病棟に移っていた。約2週間入院し、12月27日に無事退院。

松尾さんは自身のTwitterで年内は治療と療養に専念し、年始から活動を再開することを報告。その後、2022年1月8日の公演で無事復帰、同年1月27日に行われた「第五十六回紀伊國屋演劇賞」の贈呈式に登壇し、元気な姿を見せています。

松尾さんは2022年3月14日にニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に出演した際、緊急入院するまでの経緯を明かしています。人間ドックを訪れた松尾は、循環器科を受診するよう勧められ、病院で「このまま緊急入院です」と告げられたそう。近日に出演舞台があると説明すると「『死にますよ』って言われた」と振り返った。そのまま2週間入院。途中「差額ベッド代もったいないから」と個室から4人部屋に。「カーテン越しに隣の患者の会話が聞こえるから楽しかった」と笑った。

【引用元:スポニチ】

その後の松尾さんですが復帰してからは舞台のほか、テレビドラマ「初恋の悪魔」や「ユニコーンに乗って」などに出演し、俳優としてもご活躍されています。

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