向井亜紀が子宮頸がんを克服

向井亜紀(子宮頸がん)

2009年9月、女優の向井亜紀さん(当時29歳)に子宮頸がんが見つかります。

都内の産婦人科クリニックを受診した際、妊娠していることが発覚。その時に子宮頸がんであることが判明しました。

都内の大学病院を受診していた向井さんでしたが、医師のデリカシーのなさに「この医師には任せられない」とセカンドオピニオンを受けられています。

知人の医師から人柄・腕共に評判の良い先生を紹介してもらい、信頼と安心感のある印象からその医師に診てもらうことを決めます。

精密検査の結果、子宮頸がんの0期~1期前半だったことから、医師のすすめもあって円錐切除の手術を選択しました。

手術から3日後、医師から連絡が入り、がん腫瘍が3.7cmあり、ステージは1b期になることから子宮全摘出をすすめられます。

しかし、向井さんは「子どもが欲しい」という強い希望から子宮全摘出以外の方法を医師に相談。

それでも医師は全摘出をすすめてきましたが、向井さんの熱意を受け入れ、再び子宮頚部を円錐切除する手術が行なわれました。

手術の結果、がん腫瘍は全て取り切れず11月21日に子宮全摘手術が行われました。手術は無事成功し、向井さんの希望通り卵巣を残すことができました。

手術後、切除した68個のリンパの内1つにがんが見つかり、もう少し手術が遅れていたら命の危機もあったといいます。

術後は放射線と抗がん剤による治療を乗り越えて無事に退院し、その後、直ぐに仕事復帰している。

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