原千晶が子宮頸がん・子宮体がんを克服

原千晶(子宮頸がん・子宮体がん)

女優の原千晶さんが子宮頚がんを発症したのは30歳の時、さらに35歳で進行子宮体がんを経験します。

2004年、当時30歳だった原さんを襲った体調の異変とは「生理時の経血量の増加」「分泌物異常」「差し込むような腹痛」といった症状でした。

そのような症状が数ヵ月間続いていたため、婦人科系クリニックを受診しました。

検査の結果、子宮の頸部に腫瘍が確認され、はっきりとした診断が難しいため、大型病院でCTスキャン、MRI、腫瘍マーカーという大掛かりな検査を受けることになります。

さらには腫瘍を採取して調べる円錐切除術(えんすいせつじょじゅつ)を受けました。

この病理検査で告げられた結果は子宮頚がんのステージ1aでした。

原さんは子宮の摘出を医師からすすめられましたが「30歳で未婚、女性の幸せを得る前に子宮を無くすということを考えるたらショックで涙が止まりませんでした」と語られています。

原さんは子宮の温存療法を選択しましたが、2009年の35歳の時に再び子宮頸部と子宮体部にがんが見つかり、子宮全摘出の手術を受けることになります。

この時、主治医からは「間違いなく癌であり、進行しています。一刻も早く手術を行わなければ、命に関わります」という説明がありました。

子宮全摘出手術を受けられた原さんは「手術そのものよりも、抗がん剤治療がとても辛かった、1回目の子宮頚がんを発症した時、当時の彼氏が病気に対する理解が無かったので辛かったです。でも、現在の夫は私の身体をとても気遣ってくれ、病院へ行くことに対しても大丈夫?病院行ってる?というように、私の背中を押してくれます。私の人生ばかりではなく、夫の人生まで変えてしまった….。でも、パートナーの理解は絶対に必要です」とコメントを残している。

原さんは女性のがんに関連したイベントや語り合う「よつばの会」などに出席し、多くの女性たちにがんの経験などを伝えることに尽力・貢献されています。

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