玉置浩二が統合失調症を告白

玉置浩二(統合失調症)

安全地帯の玉置浩二さん(当時48歳)が、2006年に出版された著書「玉置浩二幸せになるために生まれてきたんだから」の中で統合失調症を患っていたことを明かしました。

玉置浩二さんは1958年9月13日生まれ、北海道旭川市出身のシンガーソングライター。ロック・バンド「安全地帯」のボーカリスト。

テレビドラマ「世にも奇妙な物語」や映画「恋は舞い降りた。」などに出演し、俳優としても活躍している。プライベートでは、2010年7月16日にタレントの青田典子さんと結婚しました。

そんな玉置浩二さんを急遽襲った病は「統合失調症」でした。この時期の玉置さんは音楽活動が多忙な時期でもあり、多くのコンサートやアーティストへの楽曲提供するのご活躍されていました。

アルバム制作期間は3日に1曲を完成させるという過密スジュールが心身ともに負担があったと思われます。そんな中、事務所とのトラブルがあり、バンドメンバーとの間にも亀裂が生じるという出来事がありました。

こうした人間関係の中で精神的に辛い状況に陥り、精神バランスが保てない状態になっていったといいます。この時に統合失調症を発症し、数か月の予定で入院治療を決断されています。

しかし、長時間の睡眠と目覚めると薬の服用を繰り返す入院生活に耐えられず、3日間で退院してしまいます。

退院後、北海道にある実家で半年間の療養生活を送っている時、母親から「お金や仕事のことは考えなくていい、音楽に悩むのなら一緒に農家をしよう」の言葉が玉置さんの心を軽くしてくれたといいます。

実家では毎日会いに来てくれる地元の仲間に支えられ、玉置さんは精神状態は徐々に回復へと向かい2009年12月に安全地帯として復帰を果たしています。

玉置さんは、著書「玉置浩二幸せになるために生まれてきたんだから」に、静養中のことについて明かしていました。玉置さんは、おふくろに「お金のことも、メンバーのことも、いっさい考えなくていいから。あなたの家族のことも、なんにも考えなくていいから。音楽やってそんなに悩むんだったら音楽やめて、いっしょに農家やろう。」って言われた。そしたら肩フワッと軽くなってね。わあーっと泣いて、1日中空を見ているような感じで半年ぐらい過ごしたの。そのときに北海道の仲間たちが、毎日俺のそばにいてくれてさ、昔話とかしているうちに、だんだん精神が回復してきた。」と明かしています。

【引用元Amebaブログ】

その後の玉置さんは統合失調症を克服し、安全地帯のほか、ソロとしても活動し、主に歌手としてご活躍されています。「FNSうたの夏まつり」では、2012年から3年連続出場されています。

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